声優界のレジェンド!羽佐間道夫の吹き替え出演作品を紹介!

「伝説の声優」羽佐間道夫の仰天エピソードと名作!

日本の声優業界を代表する羽佐間道夫さん。テレビや吹き替え映画などを見ていると絶対どこかで聞いたことある声かもしれません。

7000以上の吹き替えやナレーションをされている声の世界の大御所。羽佐間道夫さん自体が声優の歴史と言っても過言ではありません。

そんなレジェンドのプロフィールや吹き替えされた作品、さらには仰天エピソードをお伝えします!

声優界の伝説!羽佐間道夫とは?

名前:羽佐間道夫(はざま みちお)
出身:東京都(旧東京府)
生年月日:1933年10月7日
最終学歴:舞台芸術学院
職業:声優・俳優・ナレーター
所属事務所:ムーブマン
活動期間:1950年代~

幼稚園の学芸会で進んで舞台に立っていた羽佐間道夫さん。小学生の頃も人前に立つことが大好きだったそうです。それからすぐに太平洋戦争勃発。長野に疎開。

11歳の時に自宅へ戻りましたが、たくさん親戚を亡くし悲しみの絶えない時期でした。運良く家族全員無事でした。終戦後は新橋駅付近で物売りをして生計を立てていたそうです。

中学生の頃は演劇部。その後は舞台芸術学院入学。卒業後には東京芸術座(旧新協劇団)入団。その頃は役者1本で暮らせないため、靴の代わりに足の甲に草履の鼻緒を描き、裸足で電車料金節約のために歩いていたそうです。

寄席のチケット売りのアルバイトをしていた時は、女性の切符売りの方が評判がいいと考えました。手だけを出す姿が見えない売り場を生かし、声を女性に似せて販売していました。ご本人いわく、それが最初の声優の仕事かもしれないそうです。

その後にオファーを受け、出演したラジオドラマを聞いた関係者から外国映画の吹き替えのお誘いがありました。そしてホパロング・キャシディの吹き替えをしました。これが声優をやるきっかけになった仕事だそうです。

羽佐間道夫さんが吹き替えをする時に、日本語のセリフに独自のアレンジを組み込む方法をしているそうです。これが絶賛されているんです。その賛辞を手にするまで、いったいどんな経験をされてきたのでしょうか?

声優とは半人前がやる仕事?

放送局が邦画を流したかった時代。松竹・東宝・大映・新東宝・東映という大手映画会社の5社協定が作品提供を拒んでいました。そのため制限が緩かった海外ドラマを放送していました。

その頃に声の仕事をしていたのは300人程度。そのため声の仕事ができる人が必要になり、羽佐間道夫さんの吹き替えの仕事が増えていきました。

当時の声優とは、ほとんどがラジオドラマを演じる劇団のことで、舞台役者が声優するなんて、半人前だと思われていたそうです。

ビックリ仰天エピソード!

羽佐間道夫さんが声優駆け出しの頃、設備も不十分、技術もない時代の吹き替えは何もかもが生放送。波の音、鳥が羽ばたく音などの効果音もスタジオで同時に行っていました。

海底2万マイルの生放送の時、スタジオの外で犬が吠えていたので海の中のストーリーなのに「ワンワン!」と鳴き声が入っていたそうです。

録音技術が進化した時代になっても、テープ録音が30分ノンストップ。残りあと2分の所でセリフを間違えてしまい、今ではあり得ないほどの勢いで怒られました。

海外ドラマのコンバット!では、収録前日が大雨。スタジオに水が溜まってしまい、スケジュールの都合上プールのようなスタジオ状態で収録をしなければならず、砂漠のシーンなのに水の音が聞こえているという矛盾した収録になったそうです。

受賞歴は2008年第2回声優アワード功労賞と2001年第18回ATP賞2001ナレーター部門個人賞を受賞されています。実はATP賞にはナレーション部門は存在しません。羽佐間道夫さんのナレーション能力が評価され、特別に賞が作られて受賞されました。

驚きの珍話と逸話だらけのレジェンドにビックリでした。それでは、羽佐間道夫さんの職人技が光る吹き替え作品をご紹介します!

 これまでの出演作品はランボーにロッキー!

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シルベスタ・スタローンのロッキーシリーズではロッキー・バルボア役を1983年から現在まで、なんと30年以上も吹き替え続けています。

ロッキーの低く体の奥底で響く声は、羽佐間道夫さんには合いませんでした。「なぜ僕なんですか?」とプロデューサーに理由を聞いてみると…軽く「まぁいいから演じてみて」とだけ言われたそうです。

演じ方が分からないまま、声のトーンだけでも下げようと思い、海に向かって浄瑠璃を長い時間続けました。そして喉をガラガラにして収録したそうです。羽佐間道夫さんなら期待に答えてくれると思ったのかも知れません。

代表出演作品

シルベスタ・スタローンのランボーシリーズのジョン・ランボー役も有名です。それ以外の名作は、劇場版スターウォーズエピソード2.3では、ドゥークー伯爵役。

続いて、クロコダイル・ダンディー1.2のポール・ホーガン演じるマイケル・ダンディー役。サンダーバードの管制員シャイラー役。テレビシリーズの特攻野郎Aチームのジョン・スミス大佐「通称ハンニバル役」。

最近の名作では、テッド1.2のサム・J・ジョーンズ役。ホビットシリーズのガンダルフ役。

吹き替えした俳優では、ハリソン・フォードやロバート・デニーロ、ロイ・シャイダー、ディーン・マーティン、マイケル・ケイン、スティーヴ・マーティン、ポール・ニューマン、ピーター・セラーズ、レスリー・ニールセンなど数え切れない持ち役があります。

そして、元々ジャン・ポール・ベルモンドの吹き替えをしていた山田康雄さんを引き継いでいます。

アニメでは、銀河英雄伝説のワルター・フォン・シェーンコップ役や、超時空要塞マクロスのブルーノ・J・グローバル役をしています。

孫の羽佐間桃子は日本テレビで働いてるの?

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羽佐間道夫さんを「普通のおじいちゃん」とおっしゃっているのはお孫さんの羽佐間桃子さん。日テレの番組、今、私がいる理由(わけ)では、羽佐間道夫さんと祖父対孫との対談をされています。

日本テレビ(株式会社日テレアックスオン)のテレビの映像管理アーカイブセンター働いているそうです。(24歳、2015年現在)

2014年頃は、総務センター人事労務部。その後は制作センター制作2部で勤務されていたようです。Facebookはお持ちでしたが、残念ながら画像や詳しい情報は入手できませんでした。

羽佐間道夫さんは表現を豊かにするために色んなことに挑戦して経験すべきだとおっしゃっています。ご自身は、今も語りで人に感動を与えられるか?と追求し続けています。

ご高齢ではありますが、さらに躍進しようと努力する声優界のレジェンドから目…いや、耳が離せません!